MAINTENANCE メンテナンスサービス

日頃の設備点検や燃料管理により、被害を最小限に留める事ができます。

  • 2011年 東日本大震災における非常用発電機の状況について(当社調べ)

    整備不良による不始動約40% 始動後の異常停止約30%
  • 2018年 大阪府北部地震における非常用発電機の点検未実施の事例について(当社調べ)

    国立の医療機関において、発災時に自家発電機は作動するも、送電設備の異常により約3時間の停電が発生。 厚生労働省からの照会に、同機関では、電気事業法による保安検査は法令通り行っていたが、 年に1度、建物の停電を要する点検を少なくとも5年間行っていなかったことが判明した。
  • 非常用発電機の不始動により想定されること 消火栓やスプリンクラーが作動せず火災による被害が拡大する。 電力が絶たれた病院では人命に直結する医療機器が作動しない。 密閉された高層ビルでは排煙装置の停止により多くの人が煙にまかれる。

いま、貴社の発電機設備はこの様な状況ではありませんか?

  1. 燃料を長期保存している。
  2. 燃料の入れ替えや補充をしたことがない。
  3. 燃料タンクは設置してから一度も内部清掃をしていない。
  4. 非常用発電機の消耗品交換をしていない。
  5. 非常用発電機のバッテリー交換をしていない(設置後5年経過)
  6. 非常用発電機の運転は毎月10分程度の動作確認(無負荷)のみである。
  7. 設備管理のツールとして、システムの利用を検討している。

1.備蓄燃料の成分分析

品質の高い燃料を備蓄するために定期的な分析の実施をご提案します。

長期間備蓄する発電機の燃料油について専門機関と連携して分析します。 当社では分析の内容をもとに、今後想定される非常用発電機運転への影響をご説明します。 備蓄期間や数量など様々な条件を勘案して、お客様に最適な燃料品質変化への対策をご提案します。

・過酸化物価及び酸価の判定基準の目安(灯油・軽油・A 重油)
(引用元:一般社団法人日本海事検定協会 報告例)
・セジメントの確認(A 重油)

タンク内部にはセジメント(錆や水、不純物などの異物)が発生します。 発生する量によっては、フィルターの目詰まりの原因となります。 定期的に分析や点検をおこない、安心できる燃料の備蓄をご提案します。

2.備蓄燃料の補充・入れ替え

石油製品は短い期間で品質変化が起こる製品です。

当社では、長い期間備蓄している燃料について、新たな燃料の補充や入れ替えをご提案します。 燃料入れ替えの際には廃油の処理※も承ることが可能です。 ※産業廃棄物の収集運搬には条件がございます。

備蓄燃料の使用推奨期間(目安)

【灯油・軽油】 直射日光を避け、涼しい場所に密閉して保存した場合であっても、保存開始後 6 か月を目安として使用してください。 この使用推奨期間を超えて保存した場合、 酸化が進み、場合によっては燃焼不良などの不具合を引き起こすおそれがあります。

【A重油】 直射日光を避け、涼しい場所に密閉して保存した場合であっても、保存開始後 3 か月を目安として使用してください。 この使用推奨期間中に燃料の使用と補充が一度も なく保存した場合、セジメントが増加し、場合によっては燃料フィルターの目詰まり などの不具合を引き起こすおそれがあります。

< 引用元:災害などに備えて燃料を備蓄される皆様へ(石油連盟)>

3.非常用発電機の燃料タンク清掃(地下燃料タンク、屋内・屋外燃料タンク)

定期的な清掃による燃料タンク内の環境改善をご提案します。

燃料タンクの底部に蓄積したセジメント(異物)を除去するために清掃作業をご提案します。 セジメントはフィルターや配管を詰まらせ発電機燃料切れを起こす原因となります。 また、水滴が溜まり錆が発生して積み重なると、タンク内部や配管が腐食する原因となります。 燃料を長期間安心して管理・保管するためには、定期的な清掃が重要です。

地下タンク

屋内タンク

<清掃方法の例>

・タンク内部ウェス拭き上げ清掃 ・地下タンク内ろ過清掃(灯油・軽油に限る)

清掃前

清掃後

4.非常用発電機の地下燃料タンク法定検査

地下燃料タンクの検査や漏洩対策をご提案します。

漏洩事故を未然に防ぐため、地下燃料タンクの検査をご提案します。 また長期に埋設している地下タンクには検査に加え、腐食防止の対策をご提案します。 決められた法令を遵守し、日頃から適切な設備管理を怠らないことは極めて重要です。

埋設直前の地下タンク
<検査方法の例>

ガス加圧法 / 液体加圧法 / 微加圧法

地下貯蔵タンク等の漏れの点検に係る新たな運用指針の概要
<引用元:総務省消防庁HP>
<地下燃料タンクのメンテナンス>

・検査結果や使用状況より、腐食の兆候がみられる場合にはFRPライニング工法※をご提案します。 ※同工法は、タンク内面にFRP(繊維強化プラスチック)を密着させ、耐久性・安全性を高めるものです。 ・地下タンクの新設、入れ替え、他タンクへの仕様変更についてのご相談も承ります。

5.非常用発電機の負荷点検

負荷点検は実稼働確認だけではなく、適切なメンテナンス診断にも繋がります。

非常用発電機の年次点検に、建物の停電を必要としない負荷点検をご提案します。

<負荷点検の実施について>

年に1度、非常用発電機に負荷をかける法定点検の実施は事業者の義務となっています。 しかし、実際に建物の停電を伴う非常用発電機の点検は業務上困難な場合があります。 そこで、試験装置を利用して仕様通りの電力供給能力を検証する負荷点検をご提案します。

<負荷点検と内部監察の実施想定

<引用元:自家発電設備点検の改正に関するリーフレット(総務省消防庁)>

なお2018年6月の消防法改正により、予防的な保全策(後述)により点検サイクルが最長6年周期に延長されました。

6.非常用発電機のオーバーホール他

非常用発電機のトータルサポートは当社にお任せください。
<消耗品等交換の必要性>

非常用発電機の負荷点検を最長6年周期とするため、内部観察にあたるオーバーホールをご提案します。 予防的な保全策には、様々な消耗品やパーツをメーカ推奨期間内に交換しなければなりません。 当社はこれを一括管理して、内部観察時に実施するべき適切なメンテナンスをご提案します。

負荷点検と内部観察の実施想定期間
<蓄電池の交換について>

非常用発電機の起動に不可欠な蓄電池は、期待寿命期(おおよそ5年から7年※)を経過すると急激に劣化する事があります。 発電機本体のオーバーホールによる停止に合わせた、計画的な蓄電池の交換をご提案します。

<参考資料>計画的な蓄電池設備の 更新をお願いします(引用元:一般社団法人 電池工業会)

7.設備管理システムのご利用について

書類の電子化やメンテナンスの告知機能等、設備情報の一括管理が可能です。
<システムの概要>
・PCやスマートフォンでどこからでも閲覧が可能です。 ・イベントの自動通知により計画的な管理が可能です。 ・画像等を利用した現場情報の共有が可能です。
<ご利用に適したお客様>
・管理データを個人PCで管理している。 ・報告書等を紙で管理しており、保管場所も分散している。 ・管理が属人化しており、担当者が不在の場合は不安である。 ・システムの利用に高額な費用がかけられない。

FLOWお取引の流れ

energy_icon
お電話でご注文の方
energy_no1
0570-062-133(燃料受注センター)へお電話ください。
arrow
energy_no2
当社担当者が配送を希望される燃料、数量、配送場所、お名前、配送希望時間をお伺いいたします。
arrow
energy_no3
ご注文が確定後、お客様のご指定の場所へ配送いたします。
arrow
energy_no4
ご契約いただいているお客様については、一括請求・振込のお取引を承っております。 ※ご契約のないお客様は、納品完了後 現地にて配送担当者へ代金をお支払いください。
energy_icon01
FAXでご注文の方
energy_no1
FAX用紙にご注文内容をご記入の上、03-3611-5199へ用紙を送信ください。
arrow
energy_no2
当社担当者が、お客様へご注文内容確認のお電話をいたします。
arrow
energy_no3
ご注文が確定後、お客様のご指定の場所へ配送いたします。
arrow
energy_no4
ご契約いただいているお客様については、一括請求・振込のお取引を承っております。 ※ご契約のないお客様は、納品完了後 現地にて配送担当者へ代金をお支払いください。